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マネー・ボール読んだ感想とか

2014年09月29日 23:33

最近、放置ブログ化してるので、MラジをやっているMIOさんがオススメしてくれたマイケル・ルイスの「マネー・ボール」の感想でも書こうかと思う。

マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
(2013/04/10)
マイケル・ルイス

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本書は5月に読んで、同時にブラット・ピット主演の映画版も見た。小説と並行しながら映画見たので完全に把握しきれてなかったが、読破して映画を再度見ると色々発見があった。アスレチックスのゼネラル・マネージャーのビリー・ビーンは2軍で才能があるのに、使い所が難しい選手を安く買い、それぞれ個性でチームの弱点を補強していく「セイバー・メトリクス」という手法を用いてプレーオフ進出を果たす。彼の野球哲学だと「フォアボールを選べる選手は良い、盗塁をする足の速い選手はいらない、守備は下手でも構わない、選球眼の良い選手」など、色々と独特な着眼点があるが、それを戦力として運用して結果を残してきたのは裏付けられたデータを駆使して、使える選手を判断してきたポール・デポデスタの協力なしでは成し遂げられなかっただろう。

本書を読んで引退前のゴジラ松井をアスレチックスがなぜ打診したのかよく理解出来た。(松井はバッテイングは良いし、選球眼もある、故障して守備から遠ざかっていたが、守備力は問題ないし、年俸も下降線でアスレチックスでも買える位に市場では値下がりしてたなどいくつか理由が自分でも思いつくし、ビリーの要求する選手ステータスを満たしていたから)

セイバー・メトリクスが成功を収めて、米野球界も年月が経つにつれて功績を認めざる負えなくなり、ビリーの手法を真似したチームがいくつか現れてきたせいで、ビリーも創意工夫しながら対策をしなければいけない状況になったが、「スモール・ベースボールは消極的でつまらない、派手さと人を惹きつけるパワープレイこそ至高」を信条にしてきた頭の固い野球界のOB連中の幻想をぶっ壊していくには十分だったのではないか。

まあメジャー・リーグが日本の野球みたいに、走塁と守備を信条としてプレーしてたら、アメリカ人らしくないし、つまらないので華やかなビックプレーをやってるのは好きだけど、野球をスポーツとしてではなく、経済として見るなら数字至上主義でそこでビックプレーにこだわることは排除される。大事なのは常勝出来る最適の戦力編成になるので、野球ファンが見たいようなプレーは二の次になってしまうだろう。そこに野球をビジネスや経済としてみた側面の様子を垣間見ることが出来る、本書はそういう部分を感じ取って読んで欲しい。



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